【平面世界地図】実際と全く違う面積【真相をあばきます】
どもども、MAYUです。
本日は少し視点を変えまして!
世界地図の国の大きさについて記事を書いてみたいと思います!
私たちがよく見ている平面の世界地図。
実は、それぞれの国の面積が正しい大きさではないのをご存知でしょうか。
本日はそこにフォーカスを当ててみたいと思います!
1, なぜ、平面地図は実際の面積ではないのか
この平面地図はメルカルト図法というものを使用しています。
メルカルト図法とは、1569年にベルギー出身の地理学者が発表した地図に使われた投影法のこと。これは航海をするときに使用されていたそうです。
実際地球はこんな感じで丸いですよね。↓
この球体を平面にしようすると下記のように、中央の赤道から離れている部分に隙間ができます。
ですので、平面地図を作製する際は、赤道からの距離から離れれば離れるほど、この隙間を埋めるために拡大していく必要があるのです。
そのため、高緯度にあるロシアや、グリーンランドは非常に大きく赤道近くにある国は小さく見えるということが起こります。
2, 実際日本ってどのくらいの面積?
世界面積ランキングで日本を見てみると、島まで含めたランキングなのか、国として認められていない国までカウントしているか等で若干順位は変わってきますが、世界で大体60番目くらいに大きいと言われています!
日本と同じくらいの大きさの国は、有名どころだと"ドイツ"や、"フィンランド"になります。フィンランドは日本よりも高緯度にあるので、平面地図だと日本よりかなり大きく見えています。
3, 本当の大きさを比較してみましょう!
いろいろ調べていたところ、面白いサイトを見つけました。
"The True Size Of..."というサイトです。
このサイトは、アメリカ デトロイトのプログラマーが開発した地図で、平面にすることで生じてしまう面積のゆがみを抑えて、その国が違う緯度に配置された場合、実際どのくらいの大きさになるのかが視覚的にわかるサイトです。ですので、日本との実際の大きさを比較したい場合は、日本の緯度と同じ緯度にすることで同じ条件で面積の比較ができます。
検索バーに国の名前を入力すると、その国の実際のサイズが確認できるようになっています!プログラマーってすごい!!
ちなみに携帯からも遊べるのでぜひやってみてくださいね!(サイト名をクリックすると飛べます!)
ちょっと説明だけではどういう意味!?と思う方もいらっしゃるかと思いますので、実際にやってみたいと思います!
例えば、世界最大の面積を誇るロシアを日本と同じ緯度の位置に配置し、同じ条件で見た場合がこちら!!
ちっさ!!
左側にある平面地図のロシアと比べてみてください!!
これでも勿論十分大きいですが、私たちが平面地図で見ていて想像していたサイズよりも、はるかに小さいことが分かります!
では、逆に赤道に近い場所に位置している国、みんな大好き"タイ"を日本と同じ条件で見た場合がこちら!!
でっか!!
タイは小さそうに見えて以外と大きいのです。
ちなみにタイは面積ランキングで50位程度。日本の約1.3倍の面積になるようです。
おもしろいですね!
まとめ
今日は番外編でしたが、いかがでしたでしょうか!
実は毎日ブログを書いていて、いつも面積の項目で日本の何倍かというのを記載しているのですが、あれ?日本って意外と大きいな...!と思ったことから、これを調べるに至ったという経緯でした。
普段、私たちがよく見ている平面地図の大きさが、実際と違うものだということがお分かりいただけましたでしょうか!よくよく考えたら、球体を平面にしているのであれば、この原理になるはずなのですが、意外と気づきませんよね...!
旅行に行く際に、それぞれの国の面積を確認する際は、平面地図ではなく、地球儀または、ネットなどで実際の大きさを調べることをお薦めします!
ではでは、また明日~!
MAYU