【モルドバ】日本へ憧れを抱く【日本に興味深々】
どもども、MAYUです。
本日は世界幸福度ランキング 71位の国、モルドバをご紹介!!
0, モルドバの国旗
ルーマニアの3色旗に、伝統的な紋章を中央に配しています。
モルドバの国旗は、パラグアイやサウジアラビアの国旗と同じように表と裏でデザインが異なっており、裏側はこのデザインの鏡面になっています!
1, モルドバの位置・人口・面積
東ヨーロッパに位置する、ウクライナ、ルーマニアに挟まれている内陸国。
人口: 400万人
面積: 九州と同じくらい
日本からの飛行時間: 直行便なし。約17時間程度。
首都: キシナウ
キシナウはルーマニア語で新しい泉を意味します。
ブドウ栽培も盛んな街です。
2, モルドバの通貨・物価
通貨: モルドバ・レウ
物価: ヨーロッパの中でかなり安い!
チップ: 強制的ではないが、いいサービスを受けた場合渡すと良い
物価は、各地に行っている方の実際のレビューを見ていると、
ヨーロッパ最安!!と言っている方が多い!
実は、モルドバはヨーロッパの最貧国とのこと。
物価はものにもよりますが、日本の半分くらい。
物価がかなり安いので、フリーランスで仕事をしている方や、リタイア後の方なんかに向いている国と言われています。
レストランは比較的普通の値段のようなので、節約をするのであれば自炊。
家賃も3万程度なので、10万もあれば裕福な生活ができます。
3, モルドバのことば
モルドバの公用語は、ルーマニア語。
ですが、2013年の憲法改正までは、モルドバ語が公用語でした。
ルーマニア語とモルドバ語は多少の違いはありますが、比較的似ているので、何を話しているか理解ができます。
ここでは、ルーマニア語をご紹介します。
●こんにちは
Buna seara(ブナ・セアラ)
●英語が通じるか
通じるのは稀。
モルドバは、基本ルーマニア語、または以前旧ソ連(ロシア)の植民地だったこともあり、ロシア語が広く流通しているため、あまり英語に馴染みがありません。
観光地であれば通じるところもありますが、ほぼ稀です。
4, モルドバの食べ物
モルドバの料理は、激動する歴史の中にあったことから、様々な国の文化が融合しています。
食事も、ルーマニア・ウクライナ・ロシア・トルコなどの影響をうけています。
●ママリーガ
モルドバの国民食。
コーンミールを作って練って作る食べ物。
基本的には、単体では食べず、炒めたお肉やチーズ、クリームなどといただきます。
●ミティティ
ルーマニアでも良く食べられるミティティはモルドバでも大人気。
ひき肉を練りこんで焼き上げる、ルーマニア独特の細長い肉団子です。
●グヤーシュ
これはハンガリーが起源となっているお料理。
牛肉、ラード、玉ねぎ、パプリカから作られるスープ。
5, モルドバの有名なもの
●ワイナリー
モルドバはブドウの栽培が昔から盛んな国で、多数のワインを製造しています。
●キシナウ大聖堂
モルドバの首都キシナウにある、ロシア正教会のキシナウ大聖堂。
第二次世界大戦で破壊されてしまいましたが、その後美しい状態に再建されました。
ここで結婚式を挙げる方も多いそうです!
●オルヘイ・ヴェッキ
首都モルドバから車で1時間ほどのところにあるオルヘイ・ヴェッキ。
古代の円形劇場や古代要塞、洞窟など見どころがたくさんあり、モルドバの古い歴史を感じることができる観光名所です。
6, モルドバOTHERS
●ギネスに載っている世界最大のワイナリーがある
ワインが有名で、ワイナリーが沢山あるモルドバ。
その中にギネスブックに載っている世界最大のワイナリーがあるのです!
それが、「ミレスチ・ミーチ」というワイナリー。
このワイナリーは、なんと240kmもあり、巨大な地下都市と言われています。
歩いていては、見切れないため、観光する人々は自転車または自動車でこのワイナリーを見学します。
●ヨーロッパの最貧国
通貨・物価のところでもお話しましたが、モルドバはヨーロッパの最貧国と言われており、国民の半数が貧困層という国。
1か月にかかる生活費は、家賃なども含めて6~7万円ですが、国民の平均月収は、2~3万といわれています。
え。生活できないじゃん。となると思いますが、モルドバは家族何人かで暮らしていることが多いので、みんなの賃金を寄せ集めて、生活費に回しています。
ですが、かなりカツカツな状況。
近年では、海外での出稼ぎも増えており、人口流出が問題視されているそう。
ただ、モルドバは治安が悪くはありません。
貧困でも人をだましたり、盗んだり、そのような考えにならないモルドバ人は、人間らしく、人を大切にする国民性なのだなと思います。
●日本は憧れの国!
モルドバはとても日本に興味をもってくれている国です。
日本では、モルドバの知名度は低いのですが、モルドバ人は日本の歴史・文化に非常に興味、関心をもってくれています。
その証拠として、モルドバには"日本交流財団"という日本について学ぶ環境を提供している団体があり、1年に1回文化祭を行い、学んだ日本の文化を披露する場所があります。
独自の歴史・独特な文化を持つ日本に対して憧れを抱いている国なのです。
街を歩いていると"コンニチハ”などと声をかけられることも...!
モルドバと日本の外交関係も深く、今ではビザなしで90日間の滞在が可能!
約3か月もビザなしで滞在することができちゃいます。
モルドバに訪れた際は、ぜひ現地の方と交流してみたいですね。
まとめ
モルドバでいかがでしたでしょうか。
最後に3つの言葉でまとめると...
●世界最大のワイナリーがある国!
●ヨーロッパで最も貧しい国!
●日本へ憧れを抱く国!
どこにある国なのか、どんな国なのか全く知りませんでしたが、
この記事を書いたら、モルドバがすごく温かい国に感じられました!
貧しい国ですが、その分とても人間らしく、人を大切にしている国ですね。
興味が沸いたな~
ではでは、また明日!
MAYU